また夢となる。

 

夢を見た。

 

周りには、なぜか逃げ惑う人。

 

ニュースでは、海外で数十人が殺されたと報道が流れる。

 

悲惨極まりない状況だ。

 

 

次は、僕がやられるんじゃないかと夢の中の僕は、手に汗を握り締めながら明日、生きるために今日を生きている。

 

誰がこんな状況を作り出したのか分からずに

夢の中で物語は、進んでいく。

 

 

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生と死。

 

 

目の前に突きつけられる現実。

 

 

 

その現実たちに向き合いながら、

1分、1秒を必死にもがきながら生きている。

 

 

人は、死を考えるようになると人生で

何が必要なのか本質を理解するようになる。

 

 

毎日を過ごしていると周りの人との比較で苦しめられるこころ。

 

あの人は、凄いからとか、お金持ちだからとか人を羨むだけ羨んで、それだけ。

 

ストレスだけが溜まっていく。

 

 

仕事をしていると目の前の業務に頭が一杯になって、他のことには、目を当てようともしない。いや、余裕がなくて当てられないことの方が正しいだろう。

 

そんな人がこの国には、山ほどいて、

ほとんどの人が自分のことばかり考えている。

 

 

社会的な地位、名誉、金。

 

 

僕は、それに対して疑問を抱いている。

 

 

本当に大切なものって、

そんな大したこともないものだっけと。

 

 

誰かに好かれようとして、誰でもない誰かが何者かを演じて社会に染まっていく。自分の意見を殺してでもこうしないといけないからと見えない何かを恐れて、生きている。そんな腐った世界に僕たちは、どうやらいるようだ。

 

 

 

しかし、死と向き合ってみると、

本当に大切なものは、社会的な地位、名誉、金でもなんでもなくて、それ以上のなにものでもない家族との時間だと分かった。

 

 

全てを捨て去ってでも、守るべき大切な時間がある。目には、見えないけれど、本当に大切なものって目の前にあったんだって、そう思えた夜。どうやら僕は、大切なものが遠くにあるって、勘違いしていたらしい。本当に大切なものは、目の前にあった。

 

 

 

時間は、限られており、

過ごしたときは、もう二度と戻ることはない。

 

 

だから、周りにいる人との時間をもっと大切にしようと強く思った。