好きか嫌いかを決断する勇気。
「好き。」
「嫌い。」
人間には、この二つの感情が備わっている。
僕だって、好きだって思う人もいるし、
嫌いだと思う人だっている。
その好きだって思われている人もどこかで嫌いだって思われているかも知れないし、嫌いだって思われている人も誰かが好きだって思ってくれるかも知れない。
そんなものだ。
誰しもが全ての人に愛されているというのなら、少し怖い気もする。
どこかで誰かに嫌われているから、
僕が僕でいられるのかもしれない。
他人に対する評価なんてさまざまなんだから、
本音で話してみろよと思ってしまう。
本心から会話していないと
相手の感情が全く伝わってこない。
肌感でわかる。
うわべだけを繕ったとしても、
化粧と同じように表面だけを覆っていることに過ぎない。
そうやって自分ではない何者かを演じて、
いつしか自分が自分でないことに気づくのであろう。
そうして自分を見失っていく。
哀れだ。
なぜ自分ではない何者かを演じて、
本当の自分を殺すのだろうか。
弱い自分を隠して、
見栄を張り、強い自分を見せようと偽りの姿を
見せようとする。
なぜそうすることしかできないのだろうか。
それは、自分に自信がないからなのだろう。
だから、きっと本当の自分を知ってしまうと相手が私のことを愛してくれないだろうと思い込んでしまう。
でも、それは違う。
この世界には、
その弱ささえも受け入れてくれる人がいるからだ。
確かに弱さを見せると嫌がる人もいるかも知れないが、弱さを見せるくらい信用されていると思う人だっている。
だから、心配しなくていい。
前述したように、
人の好みは、さまざまだ。
焼肉が好きだっていう人もいれば、
ラーメンが嫌いだって言う人だっている。
皆が好きだと思っているものでも
このように意見が分かれてしまう。
だから、無理せずに全ての人に好かれようとしなくてもいいのではないかというのが私の結論だ。
好きになってくれる人がいれば、
嫌いになる人だっている。
どうせだったら、
好きになってくれる人とだけ一緒にいればいい。
答えはいつだって、シンプルさ。
好きか嫌いか。
自分の意思で判断してしまえばいい。
だって、それが人生。
「好きか嫌いか。」
それがこの人生を選ぶ決め手となる。
あなたが今やっていることが好きですか、
それとも嫌いですか。
今、あなたの目の前には、二つの道が広がっています。
「好きなことをするのか、
嫌いなことをするのか。」
どちらの道を選ぶかは、あなたが決めることです。