見えない敵と今日も戦っている。

 

 

これは、過去に書いた文章である。

 

 

 

私は、映画を見終わった後にそのワクワク感を失ってしまわないように、

パソコンに向かって文字を書き殴る癖がある。

 

今日、紹介するのは、その一部だ。

 

『LA LA LAND』という映画を紹介する。

 

f:id:kondoyou:20180531040824j:image

 

 

当時、私は、大学生で、映画館でバイトをする日々を送っていた。

 

 

 

月曜日から日曜日までシフトを入れまくる。

しかも、時間は、フリーで提出していた。

 

 

たまに閑散日やスタッフがたくさんいてシフトに入ることができない日があった。

そんな日は、映画館スタッフの特典で無料で映画を見ることができた。

 

映画代が浮くわけだから、そんな日は、決まって

Lサイズの塩味のポップコーンとLサイズのオレンジジュースを半額で購入し、

それがいつしか定番化していた。

 

一人で映画を見て、一人でポップコーンとジュースを口にかきこむ。

なんという、至福だ。

 

美味い、美味すぎる。

しかも、映画が無料で見れて、半額で商品が買えるなんて。

 

 

「幸せ。」

 

 

この二文字が頭の中に溢れ出していた。

 

 

だが、この幸せな時間もそう長くは、続かなかった。

 

 

これが続いてくると飽きてきたのだ。

 

 

「誰かと見たい。」

 

 

そうだ、女の子を誘うことにしよう。

 

 

ということで、仲の良かった女性スタッフを誘い、映画を見ることが恒例になった。

 

しかし、スタッフ同士で映画を見るもんだから、

他の受付してくれるスタッフからしたら、付き合っているようにしか見えないだろう。

 

 

当然、噂にもなった。

 

 

 

 

だが、そのまま付き合うこともなかった。

 

 

 

 

そんな淡いストーリーが込められた作品が、

 

『LA LA LAND』だ。

 

 

映画を見終わった後に書いた僕のこの作品への視点だ。

この視点を共有することによって、あらゆる意見が生まれて欲しい。

 

意見なんて、違って当たり前だ。

 

違っていなかったら、個性も無に等しいだろう。

 

だが、僕たちは、人間だ。

生まれた場所も、育ってきた環境だって違う。

 

違って当たり前だ。

 

自分は、自分でしかないんだから。

 

 

 

運命とは、過去にしたことが今につながり、変化し続けていくものであるととらえる。

 


この映画は、今までオーディションに受かることがなかった主人公がオーディションに受かったことがきっかけとなり、周りの人生をも変えてしまうことを描いた作品である。

 

 

人生とは、何が幸福なのかということを考えさせられた。

 

仕事を成功させることが幸せなのか、それとも恋愛をすることが幸せなのか。

 

それらを充実させるために人は時間をかけて、人生を歩んでいく。

 

 

だが、時間は有限で、一つのことをしようとすると他のことを犠牲にしなければいけないことが多々ある。

 

 

現在、あなたが何に時間をかけているのかで自分の人生を形作っていくのだ。

 

 

もしあなたが今、恋愛に時間をかけているのであれば、仕事を疎かにしているのではないか?また、もしあなたが仕事に打ち込んでいるのであれば、恋人との時間を疎かにしているのではないか?

 

両方をうまくこなせればいいが、人間はそこまで器用ではない。

 

 

だからこそ、時間をかけて、温めていくのではないだろうか?

 


過ぎてしまった時間は、どうあがいてももう過去には戻れない。それは、非常に残酷あり、美しくもある。

 

 

 

過去は、変えられない。

 

だが、未来は、変えられる。

 

今が、未来を作っていくのだ。

 

 

 

この先、今までの常識では、予想もつかない未来が僕たちを待っている。

 

では、どうするか?

 

 

今を全力で生きることしかできないのはないか。

 

単純だ。

 

 

 

もしあなたが未来を恐れているのであれば、何を恐れているのか教えて欲しい。

 

おそらくあなたが恐れていることは、未来に起こることではないはずだ。

 

あなたは、未来人でもないだろ。

何を予言できるのか。

 

人は、まだしたことがないことを恐れる。

 

なぜか?

 

自分で挑戦したことがないからだ。

 

挑戦してしまえば、こんなものかと思うはずだ。

 

つまりは、見えない敵と戦っている状態なのだ。

 

 

例を挙げると、暗闇の中に一枚の白いシーツを張って、片方に小さな像を立て、後ろからライトで照らす。

 

すると、反対側から見れば、

その小さな像の黒い影は、実際よりも何倍も大きな像として現れる。

 

犬か猫ぐらいの小さな動物がシーツ越しでクマに見えるようなものだ。

 

しかし、実際にシーツをめくってしまえば、

そこには小さな動物が光に照らされているだけの現実がある。

 

その現実を知れば、「たいしたことないや」と思うのではないだろうか。

 

現実は、そんなものだ。

 

脳中で恐怖を作り出していることに過ぎないのである。

 

 

そんな未来のことを恐れている暇があるのならば、その時間を使って、あなたが恐れていることを紙に書きだして、どのようにすれば解決できるかを考え、今から、実行に移せばいい。

 

そうすれば、あなたが抱えている恐怖は、なんでもないことに気づくだろう。

 

全ては、自分の行動によって決まる。

 

迷ったら動き出せ。

 

それしか道はない。

 

 

 

最後まで読んで頂けて光栄です。

皆さんにとって素晴らしい人生になりますように。